田代エリアのアクセス方法は3種類あります。一つ目は、苗場エリアからドラゴンドラでアクセス、苗場からドラゴンドラに乗って山頂駅に到着すると、そこが田代エリアです。二つ目は、田代ステーションの駐車場から田代ロープウェイでアクセスする方法、そして三つ目は、かぐら第一高速リフトの降り場からドラゴンドラ連絡コース方面に進み滑り込む方法です。位置関係は、ドラゴンドラの降り場が田代エリアの一番苗場エリア寄り(南端)、田代ロープウェイの降り場は、ドラゴンドラ山頂駅の隣(ロープウェイに接続する田代第1ロマンスリフトまで、がんばれば歩いて行けるけど、かなり大変で普通は誰も歩かない)、一方かぐらエリアから滑り込むのは、田代エリアのかぐらエリア寄り(北端)になります。
1.田代第2高速リフト沿い
ドラゴンドラ山頂駅からまず最初に乗ることができるリフトが田代第2高速リフトで、その降り場からは3つのコースがあります。1つ目はリフトを下りて左手に回る、ゴンドライーストコース(元のリフト乗り場へのコース)、そして2つ目は、最初だけですがリフト沿いに滑る田代レディースコース(田代ロープウェイ山頂駅につながる田代第1ロマンスリフトへ向かうコース)、降りて右手方向に真直ぐ進むと田代第1高速リフトへの田代アリエスカコースです。田代アリエスカコースは、最初の十字路(降り始めて200mぐらい)を右に曲がると、ひとつ前に書いた田代レディースコースに合流します。いずれのコースもなだらかで、コース幅も適度に広く滑りやすい初級コースです。特に田代レディースコースは、スローゾーンに位置付けられていて初心者でも安心です。標高も1300mを超えてますので、上質のパウダースノーを楽しめることが多いです。
最初の十字路を直進すると田代第1高速リフト連絡コースになります。コース幅は狭めですが速度を上げて入らないと止まってしまいそうになるくらいのコースです。中級以上の人は、なるべく減速しないように滑るのがお勧めです。ただし、最初の十字路は、左からも滑走してくる人がいますので、十字路手前では左手も見ながら慎重に滑ってください。視界の悪い日は、特に注意が必要です。吹雪の日は、標高が高いのでめちゃくちゃ寒いです。顔、首、手袋とウェアの隙間などで肌の露出が無いようにしておくのがベターです。
2.田代第2ロマンスリフト沿い
田代第2ロマンスリフトの乗り場は、田代ロープウェイ山頂駅から滑り降りたところにあり、リフトの終点は、前述の田代第2高速りリフトの終点のすぐ隣りです。リフトの長さが1059mもあるのに、ゆっくりとしたペアリフトですので、通常は好んで乗る人はいないです。逆に土休日の朝は、ロープウェイで到着した人が乗るため、込み合うことがありますが、それ以外はほとんど待つことなく乗れます。ひとつ前の項でも書きましたが、田代第2ロマンスリフトの乗り場に戻るコースが田代レディースコースで、そのコース中間ぐらいに十字路があり、右に曲がると田代第2高速リフト・ドラゴンドラ山頂駅方面に行けるのですが、直滑降で滑っても途中で止まってしまって、滑りの悪い雪質コンディション時には百メートル以上歩くことになります。田代第2高速リフト・ドラゴンドラ山頂駅に行くときは、このリフトに乗って終点からゴンドライーストコースにするのがお勧めです。注意点は、リフトが長くてゆっくりなので、時間がかかります(おそらく10分以上)ので、ドラゴンドラの終了時刻が近い場合は、乗らない方がいいです(歩くことになっても、田代レディースコースの中間くらいから曲がった方が早いです)。田代レディースコースは、スローゾーンなので初心者のお子様も安心ですし、リフトもゲレンデも空いているので、ガンガン滑るのではなくゆっくり楽しみたい方には雪質も良いですしお勧めコースといえます。
3.田代第1高速リフト沿い
田代第1高速リフトは、田代スキー場の中で最も人気のあるリフトと思います。降り場から左側に回り込むコースが、ドラゴンドラ山頂駅方面に向かうスカイラインコース、右手方向に降りると田代第1高速リフトの乗り場に戻る田代アリエスカコース、このコースの滑り出しからすぐ左に曲がると、かぐら方面に向かう田代湖コースで、いずれもきれいに整地された適度な中斜面で滑りやすいです。アリエスカコースは、コースが広く、斜度も緩やかかつほぼ一定の斜度なのでひたすら滑りやすい、初心者、初級者向けのコースです。さらに天気が良ければコース両脇の白樺の木の間から田代湖がきれいに見え絶景のコースです。かなり多くのスキー場に行きましたが、1,2位を争う絶景と思います。ただ、このリフトは、誰でも滑りやすいコースな上、ドラゴンドラからかぐら方面に向かう場合、逆にかぐら方面からドラゴンドラ方面へ向かう場合両方ともこのリフトに乗ることになります。このため、このリフトは混雑しやすいです。ドラゴンドラの終了時刻、かぐら連絡コースの終了時刻に滑り込むときは、通常の週末でもこのリフトで10分から15分、お正月、連休などは30分くらい待つことになっても間に合うように計画すべきです。30分以上並ぶことになると、他にも間に合わない人が沢山出るでしょうから早めにリフトのスタッフに相談するのがいいと思います。ちなみに、このリフト待ちは、一列ではなく広がって並ぶ方式ですが、何故かゲートに向かって左側の進みが早いです。なので、左のフェンス際に並ぶのがお勧めです。
4.田代ロープウェイ山頂駅からのコース・田代第1ロマンスリフト沿い
田代第1ロマンスリフトの降り場は、田代ロープウェイ山頂駅のすぐ横で、このリフトは、ロープウェイ山頂駅に向かうために乗る人がほとんどです。田代ロープウェイ山頂駅からのコースでもあるので、初級コースのファミリーコース、このコースの途中から分かれて真直ぐ斜面を下る中級コースの田代第1ゲレンデAコース、ファミリーコースの出だしから真直ぐ斜面を下る上級コース田代第1ゲレンデBコースがあります。ファミリーコースは、狭いですがところどころ止まりそうになるくらい緩やかな斜度になっているので初心者でも問題ないです。これら斜面は、すべて南向きなので天気が良ければ昼前から融けて水分の多い雪になり、日が陰ればカリンカリンのアイスバーンになるので、降雪時や大雪の後以外に好んで滑る人はあまりいません。かつてはモーグル競技を好む人が、ピッチの狭いコブを作って滑っていましたが、かぐらエリアにもっと長くて適したバーンがあるので、最近は見ません。上級コースの一番上部分は、斜度があるのでクレバス(雪の割れ目)ができやすく、その上に新雪が積もると見分けができず危険です。コースクローズの時は、滑れそうでも入らないことをお勧めします(クレバスに落ちても1mくらいなので、かなり苦労するけど出られる程度です。私はコースクローズでは無いときに落ちたことありますが、直後にクローズになりました。)。
5.田代第6ロマンスリフト
このリフトは、田代エリアでは数少ない上級者コース(チャレンジバーン)にも入れるリフトです(田代エリアには、4項に記載の田代第1ゲレンデBコースとこのチャレンジバーンしか上級コースはなく、田代第1ゲレンデBコースが南斜面で田代エリアの中では標高も低いこともありパウダーが楽しめる上級コースは、このチャレンジバーンのみともいえる)。位置的に、スキー場の奥になるところですので、好んで滑るのは知っている人ばかりと思っていいです。通常は、リフトの待ち時間も長くないですし、輸送力が低いのでゲレンデが込み合うこともあまりありません。思い切ってパウダーの深雪にチャレンジできます。チャレンジバーンの他にも中級コースのダイナミックコースがあり、新雪降雪時は、ここもパウダースノーを楽しめます。チャレンジバーンほどは斜度がありませんので、まずはここでパウダーを滑る足慣らしにいいかもしれません。ダイナミックコースの途中から左手に曲がるとかぐら方面に向かう第8ロマンスリフトの乗り場に向かえる、かもしかコースです。このコースは、中級コースではありますが、片斜面(コースにうねりがある)もあり、フォールラインを見失なってバランスを崩しやすいので、中級者のなりたての方や初級者は注意が必要です。ただ、コース幅は十分にあり、冷静に見るとカーブの外側は斜度が緩やかですし、コブもほとんどなかったりするので、前の人に着いていくのではなく、自分が滑りやすいところを滑れば初級者でも何とかなるれべるです。この辺りまで来ると、田代エリアの中でも初心者の姿をあまり見なくなり、初中級者は不安を感じる場合もあるかとは思いますが、荒天でなければ冷静に滑りやすそうなところを選んで滑れば楽しめると思います。
6.田代第8ロマンスリフト沿い
このリフトは、かぐらエリアへ行くためのリフトです。早くはない普通のペアリフトですが、318mと短いので時間はそんなにかかりません。かぐらエリアと接続させるためにむりやり架けたのか、地上から高いところを通るリフトで、物を落としてしまうと取りに行くのはちょっと難しそうです。手袋を外したりとか、ポケットから物を出し入れしたりなどしないで、短時間のリフトなので何もしないのがいい感じです。リフトの降り場は、かぐらエリアから田代エリアへの連絡コースの途中のかぐらエリアと田代エリアの境部分になります。リフトを下りて右手方向がかぐらエリアへの田代-かぐら連絡コースで、ひたすら緩やかなコースが続きます。気温の低い時期や荒天時ははひたすら寒いですが、緩やかなので止まってしまうと面倒です。なるべく速度を落とさないように一気に進むのがお勧めです。途中、パノラマコースと交差する部分(かぐら第4ロマンスリフトの乗り場近く)で、止まりそうになってしまいますので、なるべくコース左部分の高さが高い部分をすべり、高さを失わないようにすると止まらずに進めます。一方リフト沿いに戻るコースが、このリフト乗り場に戻るかぐら第1リフトー田代第1リフト連絡コースです。このコースを緩やかに右方向に曲がっていて、インコースは斜度が急で、あまり整地されていないことが多いので、アウトコースを滑ると比較的楽に滑ることができます。短いコースなのですぐにリフト乗り場が見えてきます。
