6.3 大雪時の脱出方法

2025年2月、駐車場の車が完全に埋まるくらいの大雪に遭遇したので、忘れないうちにかいておきます。

プリンスホテルの駐車場、特に川のホテル側の駐車場は、融水装置もあり通路の除雪もしてもらえます。ただ、自分の車は、自分で掘り出さねばなりません。

車の除雪方法は、高いところから始め、脱出時に邪魔にならないところ、人様の迷惑にならないところへ、落とすのが基本です。

お勧めの方法をお知らせします。

① 車用雪下ろしの道具を入手(ブラシの付いた車用雪下ろし具、スコップ)

 頻繁に雪国へ行く人は、自分で購入して持っていると便利ですが、プリンスホテルの玄関にも置いてあるのでお借りすることもできます。無い場合は、ベルカウンターでお願いすると奥から持ってきてもらえる場合もあります。車の雪下ろしでは、基本的にブラシが車に接するようにして使います。

② 車のルーフの雪を、ブラシの付いた車用雪下ろし具のブラシ側をルーフに乗せた状態で、前から後ろに押し出す(このとき、リアのワイパーに無理な負荷がかかって壊れないように注意。特にワイパーを上げたまま行うと壊れます)

③ フロントウィンドウの雪を運転席側から助手席側へ、ワイパーに無理な負荷がかからないように若干下から上方向を意識して行います。逆向きに行うと運転席のドアを開けるのに、落とした雪を移動する必要があるので、助手席側へ落とします。(雪下ろし具の使い方はルーフと同じ)

④ ボンネットの雪をフロントウィンドウの雪と同様に運転席側から助手席側へ落とします。このとき、フロントウィンドウに近い方から、やや斜めに車の前方方向に落とします。

⑤ 運転席のドアが開くように、ドアの前の雪をスコップで移動します。

⑥ 車の車輪前の雪をスコップで移動します。駐車場から車を脱出させる方向の、車輪前の雪を除雪しておくのがポイントです。ホテルの駐車場は、通路部分はホテルがきれいに除雪してくれますので、そこまでの1mくらいを進めるようにきれいに除雪すれば、脱出できます。

⑦ 車を脱出させるときは、助手席側に雪を落とした都合上、雪から離れるように少しだけ右にハンドルを切って、まずは直進させます。いきなりハンドルを大きく切ると負荷が大きく滑りやすいのでやめた方がいいです。1mぐらい出てから、ハンドルを行きたい方向に切りますが、曲がり切れない場合は、止まる前に今度は少しだけ左に切って、車の向きを真直ぐにして止まり、バックすれば、助手席側に落とした雪から離れたままにできます。5cmも離れられれば十分です。その後は、行きたい方向にハンドルを切って進むだけですが、曲がり切れないときは、切り返ししますが下がるときは常にハンドルを真直ぐにして下がれば、スタックしずらいで。タイヤで踏んでしまった雪は、かたく押し固まってしまってスコップで掘るのが大変ですので、あらかじめタイヤが通る部分をイメージして、除雪しておくと良いです。

⑧ 状況にもよりますが、連泊するときは、毎朝車の様子をみて雪下ろしをしておくことをお勧めします。ゲレンデに行く前に、ブーツのままいけば、足が濡れることもなく比較的楽です。帰る日以外は、自分の車の前でも、通路部分まで雪を出しておけば、ホテルが除雪車で除雪してくれます。

帰る日は、ゲレンデから戻ったらウェアーを着たまま除雪すれば、雪が降っていても平気ですし、エンジンをかけてから着替えに行けば、戻るころには凍り付いた窓も融けてます。ガソリンがもったいないような気もしますが、凍った窓は視界が悪く危険ですので、安全には変えられないのではないでしょうか?

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